診断・治療

診断

慢性根尖性歯周炎

治療内容

膿が骨に溜まり神経のない歯において根管内に血液を入れて血管の再生を誘発させ、最終的には幹細胞を硬組織形成細胞に分化させて骨の再生と失われた根管内の硬組織の再生を試みる処置

治療後

治療期間

治療回数は全部で3時間を3回、治癒期間は1年

費用の概算

初診料 20,000円/ CT撮影 24,000円/ マイクロエンド(顕微鏡を使用した自費の根管治療、コラーゲン・MTA含) 180,000円 /ファイバー 26,000円  合計 250,000円

治療後の経過

根尖部(歯の根の先端部分)の膿により動揺している歯を健全化する根管治療)X線・CBCTを使用した診査診断を行い現状を把握する。
慢性根尖性歯周炎の原因である根管内の細菌感染を清掃し感除を行う。歯周組織より出血をさせ根管内に血液を取り込み血管の再生を試みた。血液が血餅に変化したら歯周組織内にいる幹細胞を硬組織形成細胞に分化を誘発させるためにコラーゲン線維とMTAを血餅の上におき血管再生術を施す。

一週間後にMTAが硬化しているのを確認し、修復措置を行った。
治療後12か月では膿の消滅と骨の再生、根管内の硬組織の再生が確認され歯の動揺もなくなり、歯が健全化されたことが確認できる。
治療後3年でX線写真とCT画像と症状を確認のために経過観察した。すべて順調で健全であることが確認できた。

主な副作用

特になく成功しないと骨や硬組織の再生ができない